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執筆者の写真yoshiharasyoukai

ベル問題。。。

更新日:2023年7月13日

店主、悩みがありまして。


まずは諸所のルールを。


 

道路交通法第54条(警音器の使用等)

車両等(自転車以外の軽車両を除く。以下この条において同じ。)の運転者は、次の各号に掲げる場合においては、警音器を鳴らさなければならない


第1号

左右の見とおしのきかない交差点、見とおしのきかない道路のまがりかど又は見とおしのきかない上り坂の頂上で道路標識等により指定された場所を通行しようとするとき


第2号

山地部の道路その他曲折が多い道路について道路標識等により指定された区間における左右の見とおしのきかない交差点、見とおしのきかない道路のまがりかど又は見とおしのきかない上り坂の頂上を通行しようとするとき。


第2項

車両等の運転者は、法令の規定により警音器を鳴らさなければならないこととされている場合を除き、警音器を鳴らしてはならない

ただし、危険を防止するためやむを得ないときは、この限りでない。

 

まとめると


指定の場所でベルを鳴らしてね♪


でも基本鳴らしちゃだめよ!!



そして道路運送車両法 では・・・ちょー細かくなってきた💦

 

軽車両は、次に掲げる事項について、国土交通省令で定める保安上の技術基準に適合するものでなければ、運行の用に供してはならない。(法45条)


一 長さ、幅及び高さ

軽車両は、空車状態において、その長さ、幅及び高さが左表に掲げる大きさをこえてはな らない。但し、地方運輸局長の許可を受けたものにあっては、この限りではない。 人力により運行する軽車両 長さ:4m 幅:2m 高さ:3m


二 接地部及び接地圧

軽車両の接地部及び接地圧については、第7条の規定(略)を準用する。

三 制動距離

乗用に供する軽車両には、適当な制動装置を備えなければならない。但し、人力車にあっ ては、この限りではない。


四 車体

乗用に供する軽車両の車体は、安全な乗車を確保できるものでなければならない。 ・乗用に供する軽車両の座席並びに立席については、第22条第1項、第2項、第5項及び 第6項、第22条の2,第23条並びに第24条の規定を準用する。


五 警音器

乗用に供する軽車両には、適当な音響を発する警音器を備えなければならない。

 

となっていて自転車にベル(警音器)は、必須!!


っで無い場合は、


「公道は、走っちゃだめですよぉー!!」


となります。



最近、自転車を取り巻くルールが色々変わってきてTVとかでも取り上げられていますが前から決まっているルールも沢山あります。


ではでは、表題の


〖ベル問題〗


とは???


ズバリ、これ

一般的な自転車のベルと言ったらこのUFO的なもの


お気に入りのロードバイクにこれを取り付けると

この存在感、ちょっと目立ってますよね。


しかもハンドル周りで。


他にもいろんな形のベルがありますが


ちょっとなぁー←店主の好みです。


しかもハンドル周りは、


夜間走行に備えてライト🔦も付けたいし、


サイクルコンピューターも付けたいし、


ハンドルバックも付けたいし、


出来ればスマホも付けたいかなぁー、、、


っと、ちょー過密地域で領地問題大勃発エリア!!


なのに鳴らしちゃいけないベルの存在感が(+_+)



という事で店主がカタチ的に好きで、スマートな消音機能付きのカウベルを警音器としてつけようと取付箇所を模索💨

っが、ハンドルにつけると揺れるたびにヘッド周りにHIT!


ハンドル周りでピンとくる場所もない。。。


ではでは、新大陸を求め、サドルレール地域へ!


これでハンドル周りの領地問題も少し解決するだろー!!っと。


して、付けてみるとハンドル取付時と同じくシートポストにHIT!!


カウベルがフレームにHITしないサドルレールのブラケットがきっとあるはずといろいろ調べる。


調べる。。


調べる。。。


無ぁーい\(゜ロ\)(/ロ゜)/


「あぁーぁぁぁ」と途方に暮れていたら救世主降臨👼🏻


2016年 KNOG Oiベル 降臨🙌

この子は、存在感もいい感じに薄いしカッコいい👍


領土問題は、未解決だが


一先ずは、ベル問題は解決!!


イェーイ🕺




っと思っていたら昨今のエアロハンドルの勢力拡大。


エアロハンドルって???

こんな感じのハンドル。




っで問題が。。。

この部分が狭いんす。。



狭いとOiベル👼🏻は、付けれない。。。


しかもサイコンマウントを付けたらもっと狭くなるし。。。



うぉーぉぉ💦💦💦救世主で対応できない。


やっぱりカウベルで行くか!


あれから7、8年経ってるから「カウベルをサドルレールに取り付けるブラケット」が発売されているだろーと探す


無い。


無い。。


無い。。。


無ぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!






あっ!


「じゃー作ればいっか💡


っで↓



↑プロトタイプをうちの奥さんのバイクにつけて1ヵ月くらい経ちました。


ということでたいへん話が長くなりましたがカウベルをサドルレールに取り付けるブラケットを作りました。


自転車屋さんなのでスポークを使って手作りで。


やっぱりスポークは、おりこうさんですね!良い感じのしなりと張力。


消音OFFで走ってもそんなに激しく音はならない感じですね。


鳴らす時は、手で叩くのが一番かな?


最近、熊の出没率も高いのでカウベルを警音器として使うのは、一石二鳥。

※消音機能付きのカウベルでないと道交法の要件を満たさないかもです。


サドルレールは、色々な形状があるので上記画像の形状ですべてのモデルに取り付けられるとは、断言できません。

※FizikとSelle Italiaのサドルは、だいたい取り付けられると思います。(多分ですが。他は未確認。)


今回の形状で取付が難しい可能性があるのは、下記の例です。 

例)

Selle SMPのVT20Cの場合(モデルにもよりますが)、レール後方の角度が寝ていて&寝ている部分のレールが短いので専用で作る感じになるかもです。



現在、引き続きプロトタイプ製作中です。


正式販売は、まだですが価格設定としては、

〇サドルレールベル取付ブラケット単品の場合 990円(税込)


〇東京ベル「森の鈴」セットで購入の場合  森の鈴価格+550円(税込)


で検討しております。


取付方法は、お客様ご自身で容易に出来る結束バンド2本

取付後、お客様ご自身でお好みの角度に調整して頂く感じになります。

※取付動画も製作予定。手作りの為、形状の均一性にバラツキがあります。


また気になる点ありましたらお問い合わせください。ホームページ最下部より

アイデアも頂けたら嬉しいです。




長文読んで頂きありがとうございました。



ではでは、本日は店舗休業日でありました。

明日も笑みが溢れる信頼の店を目指して!!

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